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屋根瓦の寿命
2017.10.30
こんにちは!
株式会社甍の浅野です。
今日は屋根瓦の寿命について少しだけお話しさせていただきます。
今回あらためてお話ししようと思ったのには理由がございます。
それは極めて多くのお客様が屋根瓦は一生物だと勘違いの認識があるために、
適度なメンテナンス時期を見過ごし発見が遅れるケースを幾度か目の当たりにしてきたからです。
人間の病気と同じで発見が早ければ治療も容易に済みますし、費用も抑えることができます。
逆に遅れば進行し続け大手術、高額な医療費になり、最悪は治療できないところまで悪化しかねません。
ですのでお客様にはこれを機会に間違った認識を変えていただきたいと願っています。
ケース①人為的要因による割れ
おそらく一番多く見られる症状だと思います。
原因は様々だと思いますが人が乗ったことによって割れてしまったり、
何かを落として割ってしまったり、何かが飛んできたなんてケースも考えられますね。
ケース②焼き切れからの割れ
皆さんもご存知でしょうが屋根瓦は焼物です。
陶芸で作った器が焼き上げる際に割れちゃった…。コレと同じことが瓦にもあります。
はじめは表面にしかないヒビですが冬にはヒビに入り込んだ雨水が凍って膨張してヒビから割れに進行していくケースです。
ケース③凍て割れ
これは焼きの甘い瓦に起こります。
焼きの甘い瓦は吸水率が高く雨水を溜め込んでしまいます。
あとはケース②と同様の理屈で割れに発展してしまいます。
このように屋根瓦も年月を追うごとに傷みが進んでいくのです。
形あるものは寿命があると言いますが屋根瓦も決して例外ではありません。
自分の家は大丈夫だと思っていても念のために定期的な点検をオススメします。
株式会社甍では信頼できる専任のスタッフが屋根の診断を行なっております。
今まで屋根を見てもらったことがないという方、最近見てもらっていないという方は是非、株式会社 甍までご連絡ください。